包茎の悩みはデリケートなもので、相談した方が良いのは分かってはいても相談しにくい問題です。

包茎には放置しても大丈夫なものと、早めにクリニックに相談した方が良いケースに分けられます。

それが分かれば包茎の悩みを大きくせずに済みますし、相談が必要であれば勇気を出してクリニックで包茎を見てもらえます。

その判断をする方法を知る為にも、包茎についての正しい知識を身につけることが求められます。

包茎は確かに男性を悩ませる悩みですが、包茎のことばかりにとらわれてしまうのは考えものです。

安心の材料があれば悩みからは解放されるので、その為に包茎に関して理解を深めることをおすすめします。

包茎について知っておきたい種類

男性のペニスの包茎は、単に包茎といっても仮性と真性に分けることができます。

仮性包茎は通常時に皮を被っていますが、勃起をすると皮が剥けて亀頭が露出するものを指します。

つまり常時皮が剥けているわけではありませんが、勃起時に皮が剥けるので、特に問題にはならないわけです。

一方の真性包茎は、勃起をしても亀頭が露出しない、文字通り正真正銘の包茎です。

このタイプは皮が亀頭と癒着しているので、無理に皮を剥こうとすると痛みが走り、出血することもあります。

皮が剥けないと清潔な状態を保つことができず、臭いが増すばかりか雑菌による泌尿器疾患のリスクが懸念されます。

そもそも性行為ができませんし、男性としての自信が持てないことになるので、真性包茎が疑われる場合は早めに受診して手術を相談しましょう。

包茎にはもう1つ、カントン包茎というものがあります。

これは亀頭を無理に露出させた場合に、カリ首が締めつけられて元に戻らなくなったものを意味します。

放置すると亀頭に血液が通わず壊死することもあるので、真性包茎よりも受診の緊急度が高いです。

他にも皮余りによる潜在的な包茎というものも存在します。

問題がなければ放置しても構いませんが、心配であれば受診した方が良いのは確かです。

放置をしても問題がない包茎

放置をしても問題がないのは、皮を自在に剥くことができる仮性包茎です。

仮性包茎の悩みは、常時亀頭が露出しないことによる汚れの溜まりやすさと、亀頭が敏感に反応することによる早漏が多いです。

前者は意識的に皮を剥いて洗う習慣を作れば対処できますし、後者もトレーニングで対処できる悩みです。

真性包茎のように性行為ができない心配はないので、その悩みについてはクリニックに相談しなくても大丈夫でしょう。

とはいえ、正しい知識がなければ清潔に保ったり、早漏を改善することができませんから、これらの悩みを抱えたらクリニックに相談です。

真性包茎も子供の状態ならすぐに受診は必要ありませんが、思春期になり成人に近づいても改善の見込みがないなら、早めに相談して対処した方が自信を損ねずに済みます。

思春期を真性包茎のまま過ごすと、自信が持てず恋愛も奥手になって、交際経験を作ることができなくなります。

それは将来を考えても損失なので、解消できる包茎は早く解決した方が良いですし、放置しない方が良い症状については受診がおすすめです。

皮を剥いた時にカリ首が強く締めつけられる場合は別ですが、無理なく皮を剥くことができて締めつけもないなら、放置しても構わないです。

受診した方が良い包茎とは

逆に早く受診した方が良いのは、真性包茎のように自分ではどうすることもできないケースです。

亀頭が露出しないので性行為が不可能ですし、何より汚れが溜まりやすくて洗うこともできないです。

放置すると汚れは溜まる一方で、炎症が生じて慢性化したり、泌尿器疾患のリスクが高まることになります。

皮を剥こうとしてもびくとも動かないのであれば、治療方法は手術のみです。

手術というと怖いイメージですが、安全な手術の方法は確立されていますし、麻酔をするので痛みもなく安全です。

勿論、仕上がりの良し悪しは医師の腕次第ですから、腕の良い評判の先生がいるクリニックを選んで受診したいところです。

勃起する際に痛みを覚えるのであれば、仮性か真性かを問わず、速やかに受診するのが正解となります。

理由は放置するとうっ血したり、亀頭に影響が出て将来的な性行為に問題が生じる恐れがあることです。

亀頭の壊死ともなれば大変ですから、そうなる前に早く痛みの原因を特定したり、対処することが望ましいです。

機能的には問題がなくても、見た目が自信を損ねる悩みについても、やはり受診した方が良いケースにあてはまります。

クリニックなら余っている皮を切除できますし、自分が希望するペニスに限りなく近いデザインに仕上げてもらえます。

まとめ

包茎と一口に言っても仮性と真性があって、皮が剥ける仮性は放置できますが、手術しか治療法がない真性は速やかな受診が不可欠です。

仮性でも自信に影響する場合はクリニックの受診がおすすめですし、皮を切除してもらうことができます。

真性やカリ首の締めつけによる痛みを覚える包茎は、手術が必要だったり急を要するので、迷わずに受診するのが正解です。

我慢しても改善しないばかりか、状況が悪化してペニスにも精神的にも良くありませんから、勇気を出してクリニックに相談しましょう。

男性専門のクリニックであれば、完全予約制でスタッフも男性のみなので、心理的な抵抗を感じにくく相談することができます。